会社にヨーロッパ版の製品版が届いた。 パッケージは日本のものとぜんせん異なるが、マニュアルは観音開き仕様までもが日本語版を尊重してくれているのでTクンもSクンもうれしいに違いない。 右の水墨画は、唐の時代の蓬莱山伝説を描いたもの。龍が握っているのが「大玉」といわれる。左は、合戦で景虎が鳴らす陣太鼓を描いたものといわれる。 観音扉を開くと、本丸までの道のりが描かれている。山口晃さんに描いていただいたものだ。 これらヨーロッパ版は横書きですが、実は日本語版に封入される大玉のマニュアルは「縦書き」である。 観音開きの案は製造コストを理由に一度は却下されたが、そのままデザインをTクン(別のコーナーに登場いただいてます)に進めてもらい、ラフができたところで再度任天さんに見てもらった。案の定「おもしろいですね、これ」と担当のKクンから柔軟な意見が帰ってきたので実現することができた。もちろんこんな仕様も「初モノ」である。「いいものはいい」といってもらえる信頼関係がすでにできあがりつつあったのだろうね。そのおかげでこのプロジェクトはずいぶんと助けられたと思う。 といったように大玉プロジェクトは、いろいろな「初」がある。 この三つがないと味方というものはできないし、つまり企画は進んでいかない。だから大玉プロジェクトの「初」はスタッフ合意の上での「初」である。だから意味が大きい。そしてうれしい。 「大玉」というのは、実のところ「バカゲー」である(笑)。企画段階から全関係者にとってそれは明らかであった。大玉という作品の完成度は笑いの量で測ってきた。 そんな思いが象徴されているのが、このマニュアルの観音開きである。だからなんだかとてもうれしいのである。 |
ティザーCM
今日から、大玉のCMがはじまった。 どの局の何時にオンエアされるのかわからないけど、 http://www.odama.jp/download/index.html で見れます。 おたのしみに。 |
コメント