「おまえの態度はよくないぞ」 という表現句があって、僕は若い頃からよくそういわれてきた。 いつしかそういわれることがなくなってきたけど、僕は態度が改善されたのだろうか? それとも年齢とともに、態度の基準も緩和されるのだろうか? 昨日、都内某所である若者と話していて「この人は態度がよくないな」と思った。思ったのだけど、何がよくないのか、具体的に指摘しろといわれてもわからなかった。その人物には悪意も作意も敵意もない。なにもないから、「態度」というしかないのかもしれない? そもそも、態度って、よく使う言葉であるのに、こちらも実は意味がよく分かっていない。得てして態度というのは、あまりよくない意味に使われることが多いことだけはわかるのであるが・・。 度という言葉は客観的な指標、あるいはレベルを表す意味合いである。 温度、湿度、節度、限度、・・・とかね。 だから恋愛度とかホモ度、フェチ度とかM度、といった造語であっても意味はすぐににわかる。 だが、態度となると、なにの程合いを指し示しているのかまったくわくらない。もし態度を直すにはその度合いを改めればよいにちがいない・・・とは思うのだが、それが何だかわからないからなおらない。度という言葉をつけた以上、きっとなにかのレベルがあるはずにのだが・・・。 でもそれは何だろう? 態度ってなんだろう? つづく |
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