Tさん、解説の原稿いただきました。書いて下さって本当にありがとうございました。大変な熱意をもって会社を説得くださったとのこと、そのことが何にもましてうれしかったです。
思い返せば、もうずいぶんと長いお付き合いになりますね。がんばって本を書いてよかったなぁ、と、この週末しみじみと喜びを噛み締めましたこと、あわせてご報告申し上げます。
そしてなによりも、許諾をしてくださった会社の皆様、本書あるいは本試みをご理解くださりまして、まことにありがとうございました。
さてこの週末、印刷会社より見本が届きました。 (徒歩20秒圏内という近所にあります)
たかだか128ページの文庫本ですが、「オマケ本を作って製品につける」という子供のころからの夢がこれで叶いそうです。うれしさのあまり見本誌の表紙を自宅で撮影してみました。(爆)
タイトルは版サイズなどから「お父さんのためのゲーム企画講座~その1着想編~」と短く変更しました。島崎くん、最後に変えて本当にごめんね。関係各所へのご連絡よろしくおねがいします・・・・。(たとえばココだとか)
僕は本が大好きでして、その重さや形、紙の手触りから開いたときのインクの匂いまで、全部まとめて好きなわけです。自分で何冊も本を著すようになってからもこの気持ちはずっと消えずにいます。「ただの紙束が、インクのパターンを置いただけで、ここまでのドキドキ感あふれるオブジェへと変貌するのか!?」、と、いまだに感心するわけです。(私の本がそこまでかドキドキか?については自信がないけれども・・・。)
これまでのゲームタイトルも、パッケージやその他世界観の質感にはずいぶんとこだわってきたんですが、「書籍はやっぱいい」、などと悦に浸っているわけです。(写真は見本誌といってもゲラを仮製本しただけですぅ)
実は本書は、全三冊で構成される予定の導入部をまとめたものです。残りの二冊がどのような形で配本されるかはまったくの未定ですが、私の希望を言えば、デジトイズからでるソフトに毎回つけていきたい、なんて考えています。評判がよければ、のはなしですが・・・・・
以上途中報告でした
追伸***************
「お父さんのためのゲーム企画講座」という命名は、いうまでもなくTBSのブロードキャスターという番組のコーナー名をもじったものです。僕はこの番組がとても好きで、というのも、週末のいい気分を絶対壊さないように、題材の選択や編集にとても配慮してくれているから。つまりすごく安心して見ていられる。これって(とくにプライベート時間を過ごすものにとって)とても大事なことだとおもうし高度な職人業だとおもう。
最近歳のせいか、嫌な気分になってまで何かを知りたいか?って自問自答することがあって、自分もゲーム作りでそうありたいと思うのですよ。
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