「なんだよ、ぜんぜんテレビでみかけないじゃんか」と言われないうちに言っとくと、The Tower DSはテレビCMは打ちません。
テレビはさ、メジャー感がいちばんあるメディアだけれどね、やっぱ高すぎてコスト効率が悪いんですよ。だから、新ハードのPR系タイトル、それらはちょうどいまのWiiの任天堂タイトルなんかがそうだと思うんですが、ならば「あり」、ですけれど、サードパーティータイトルではなかなか・・・と思う。
ま、貧乏会社の負け惜しみでもあるんだけれど(笑)、いままでの経験上だとやっぱこのタイトルとはそうじゃない気がするのである。DVDや書籍がそうであるように、もっと効果的な方法があるのではないか、と信じているふしがある。
ちなみに、The Tower DSの4800円、つまり税抜き4571円という価格。この価格をつくるためには結構な苦労があって、どうやって宣伝費を念出するかが鍵となってたわけです。
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開発コストのかかる系のタイトル、あるいは新作要素もかなり多い、という理由で、当初は定価を5800円にする案もあったのだけど、あるいは、他社のように「税抜き」で4800円と見せる案ももちろんあったけれど、どうも低い方を選んでしまう癖があって、もしかしたら、そういうところで僕たちは自意識過剰なのかもしれない。
一本あたり1000円、あるいは消費税分の240円弱を安く提供することとの差額分は純粋に利益から減る金額だから、宣伝費しか対策のすべがない数字。そのトレードオフとしてテレビ系宣伝費をカットしたというわけ。
じゃ、どこで宣伝するのか、となりますが、店頭を除くと、フ●ミ通の見開きポスター(8p)と朝●新聞5段、ネットはアマ○ンと、yaho○、といったところです。
幸いなことに、いろいろな人がネットで書き始めてくれていて、ありがたい限りだし、そういう広がり方が実はいちばん健全だなぁ。
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一般的にメーカー企業は宣伝媒体を明かすことはあまりないけれど、よくよく考えれば公知の情報になることだし、恥ずかしいとも思わない。要するにこれだけしか打たない、という話だけれど、なんとか価格を抑えようと奮闘している販売スタッフの気概に誇りを持っているわけです。
損益分岐のハードルはなかなか高くて、まだまだクリアできていないのも事実なわけですがネット通販などをみていると、発売前に「売り切れました」なんて書いてあるところもあるようで、なぁんだよ、それ!!
流通のみなさん、躊躇せずにじゃんじゃん、仕入れてください。息の長いタイトルですぜ!!
and 一般のみなさんは、どうぞ口コミで宣伝してやってください。
6月26日発売予定。
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(以下、本書評は締め切りのため応募打ち切らさせていただきました 0617)
ガリレオ、ダヴィンチ、アインシュタイン、既成概念(一般からは非常識と疎まれる)に縛られては発明なんて出来ませんよね。私みたいな凡人にはその人達の脳で何が起こっているか不明でしたけど、「ゲーム企画講座」を読んで、具体的(ここ重要!)に斎藤さんの発想や行動の順序立てが説明されていて、なんだか発明したりする人達の脳の一端が垣間見えた気がしました。
でもなにより感じたのは本当に新しい事、考える事が好きなんだな~と。そしてイン・アウトが上手くて羨ましいなと。
私はインばっかりでアウトがなかなか…。でも何か自分の好きなことでアウトしたいと思わせてくれました。
頑張らなくちゃ!どうもありがとうございました。
投稿情報: M | 2008/06/14 07:53
あ、Mさんですね。ども。(←お世話になった元社員の方です)
いろいろとほめてくれてありがとう。
私生活、これから充実するといいね。
おたがいがんばりませう!!
投稿情報: 斉藤本人 | 2008/06/17 02:32
はじめまして。
ブログ内にDS記事のURLを貼らせて頂きました。
DS版、また夢中になりそうです。
投稿情報: eggegg | 2008/06/26 12:33